しゃらんの ひだまり大航海日記

Euros鯖『ひだまり』商会の しゃらん が大航海時代に関してあれこれと不定期に書いてます♪

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メデュース号の筏

難破の話の続きってことで、「メデュース号の筏(メデューズの筏)」のお話を。

セネガル(当時フランス領。現在はパリ-ダカール・ラリーで有名ですね♪)を目指して出発したフリゲート船メデュース号がアルギン岬沖で暗礁に乗り上げて座礁してしまいました。
貴族の船長および要人らは救命ボートに、残る乗客、兵士、乗員149人が筏に分乗し、当初はボートで筏を引っぱるつもりであったが、運悪く嵐に見舞われ、なんと船長はロープを切り離すよう命じる!

筏に乗っていた食料は僅かに12.5kgのビスケットと数樽のワインおよび水だけ。ちなみに、以前にも書きましたが、通常、一人の船員に与えられたパンは1日に700g。
えっと、、12.5kg÷149名ですから・・・83g?
1日分の食料どころか!!!
嵐の一晩で人数はあっさり半分になり、その後も水食料をかけて殺しあうなど、12日後に救助されたのはなんと15人…
筏のマストには人肉のジャーキーが干してあったという凄まじい実話です。(((゚口゚;ガクガクブルブル

19世紀フランスの画家テオドール・ジェリコーがこの酸鼻を極める実話を絵画に描いて発表し、一大センセーションを巻き起こしました。
美しい肉体になってますが、それは絵画的表現のため。干肉も見当たりません。

ルーブル美術館収蔵ですが、無能な貴族を船長としたことに対する悪評を恐れたフランスが実質的にこの絵を封殺しようと買い取りを申し出たというのも有名な話。お金払わなかったらしいし・・・

DOLでは水食料がなくなると船員の疲労度が急上昇し、バタバタと餓死していきますが、その状況を想像するとぞっとします。
チーズケーキで疲労度回復さ!とか言っていられる状況なのか・・・^^;

そういえば、ルーブル美術館展があったら必ず見に行ってるんですが、来日したことが無かったはず。
いつかは本場へ見に行きたいと思っています

コメント

なんともおそろしい話です。
がんばって釣り上げて食料に回しましょう^^

  • 2007/09/04(火) 11:43:26 |
  • URL |
  • こんやがやまだ #-
  • [ 編集 ]

ちょっと補足。
15人の生き残りのうち5人は衰弱のためにすぐに死んでしまったそうですので、実質的な生き残りは10名。
全体で147人という記録もあるようです。うち1人だけ女性だったとか。
彼女は衰弱したので海に投げ捨てられた、とのことですが、果たして本当だったのか・・・。ブルブル。
ちなみに、船長だった貴族は提督を解雇され禁固3年という軽い刑になってしまったため、ジャーナリズムが刺激されて書きまくり、革命の熱覚めやらぬフランス国民は大激怒したそうです。
ジェリコーがこの絵を発表した時点では、まだ当事者の多くが存命であり、あまりに生々しくとらえられたこともあってフランスでは広く受け入れられなかったそうですが、イギリスでは数万人の観客が押し寄せたと言います。まあ、英仏の確執とかその辺も背景にあるのかもしれませんけどね。

  • 2007/09/04(火) 17:39:27 |
  • URL |
  • しゃらんさん #-
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