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ちゃお!最近、マンガ関連のエントリーを書いた時のアクセス数の多さに心くじけそうになってるしゃらんです。
大航海日記という看板をおろそうかと本気で・・www
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さて、今日はこんな本を読みました。
『毒草を食べてみた』 著:植松 黎 文春新書2000年出版なのでちょっと古い本ですが、インパクトのあるタイトルに惹かれて購入(=´▽`)ゞ
タイトルにはインパクトがありますが、筆者が実際に食べてみたのは一部でした。
ちなみにトリカブトを口にするとどんな味かと言うと・・・
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「舌に触れただけでびりっとした衝撃が口中に走り、痛いような熱いようなどうしようもないしびれが数時間残る」のだそうです・・・ヒイィィィ!!!!(゚ロ゚ノ)ノ
DOLにはあまり毒物って出てこないんですが、陸戦アイテムに
トリカブトの麻酔薬というのがありますね。
↓コレ

古来より毒と言えば
トリカブトか
砒素。洋の東西を問わないキングオブ毒。
トリカブトに含まれるアコニチンは、現代医学においても解毒剤がなく、肝臓が処理してくれるまで生命維持するほかにないのだそうです。
麻酔薬ってか、
殺す気まんまんとしか思えませんが^^;
先の本には、そのほかにアレキサンダー大王の遠征軍がキョウチクトウの枝を串にして焼き肉をしたために多数の死者が出たなどの歴史的なエピソードや、スイセンやスイートピーといった身近な植物の持つ毒の話などが載ってます。
文章の軽妙さも相まってとても親しみやすい本です。
毒と言えば興味深い統計があります。こっちは、澁澤龍彦の『毒薬の手帖』より。
毒殺犯の動機(19世紀の学者ルネ・ファーブルによる)
家庭内のいさかい 43%
母親による幼児毒殺 24%
復讐 9%
金銭上の欲望 9%
姦通 10%
妨げられた欲望 5%
計 100%さらに毒殺者の70%以上は女性という。(砒素カレー事件が記憶に残っていると思いますががが)
19世紀のものでデータの元は分かりませんが、納得いくようないかないような、なんだかコワイものを感じます。女性って怖いんですよ(`ー´)ニヤリッ

『毒薬の手帖』著:澁澤達彦 河出文庫
大好きな澁澤達彦さんの名著です!
ローマ宮廷からボルジア家まで、歴史上のさまざまな毒殺事件への魅惑と傾倒が伝わってきます!